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2021.02.22 HPVワクチン(9価)(シルガード9(R))について

2021年2月24日にHPV9価ワクチンのシルガード9(R)が発売になります。
4価のワクチンでカバーできるHPV6/11/16/18型に加え31/33/35/52/58型もカバーできるワクチンです。シルガード9(R)により子宮頚がんの原因となるHPV型のカバー率は90%と上昇します(4価のワクチンでは65%)。子宮頚がんに対する100%の予防効果はありませんが発症率を下げることが期待できるワクチンです。

HPVへの感染は性交渉(sex)により起こり、経験のある方の80%以上の方が感染すると言われています。感染があっても、多くの方は自力でウィルスを排除することができますが極一部の方で持続感染が起きてしまいます。持続感染の長期的な刺激により細胞に変化が起き癌化することがわかっています。HPVの持続感染が子宮頚がんの原因となることはわかっていますが、どのような方が持続感染を起こしやすいのかということはわかっていません。そのために予防が重要となります。

HPVには200種類近いものがありますが、子宮頚がんの原因となるHPVは一部です。日本人の子宮頚がんの原因として多いとされるHPVは16/18/31/33/35/52/58であり、海外で多いとされるHPV45を加えた8種類が日本では高リスクとされています。シルガード9(R)はこれらのほとんどをカバーでき感染リスクを約90%下げることがわかっています。

シルガード9(R)は予防効果は4価以上を期待でき、海外では主流のワクチンです。日本では新しいワクチンであり接種に際しては副作用などの調査にご協力いただくことが条件となっています。(接種前にWebでのQダイアリーへの事前登録が必須条件となっておりますのでスマートホンもしくはタブレットを持参の上ご受診ください。ご同意いただけない場合には接種はできません。)

ワクチンの接種は0ヶ月(初回)、2ヶ月後、6ヶ月後の3回接種で最大効果が得られます。

  • 3回セット:75,000円(税別)
  • 1回目:30,000円(税別)
  • 2回目・3回目:各25,000円(税別)

ご希望の方はお電話にてご予約ください。
℡ 042-375-5122

子宮頚がんとHPVに関して、ワクチンに関して下記URLでわかりやすく解説していますのでご参照ください。

https://www.shikyukeigan-yobo.jp/?utm_source=SIL&utm_medium=printed&utm_campaign=SIL%2020PA1028

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